花職杯への思いをお願いします!

この業界に新しい風をブンブン吹かせてくれるような職人の登場を待ってます。
花に魅了されて26年目の今年、自分も新しいスタートを切りました。
一生かかっても、ほんの一かじりしか出来ないこの世界かもしれないけど、全国の花職人と共に楽しく精進して行きたいと思っています。

日々どのような思いでお花をデザイン、作成していますか？

花はその存在だけで十分美しく、私たちを励まし、慰め、安らぎを与えてくれるものです。
その花々を組み合わせ、アレンジすることを生業としていますが、一本、一輪の花、一葉の葉を大切にし、それぞれの個性・魅力を失うことなく、より一層お互いが引き立て合うような仕事を心がけています。

2008年度優勝して何か大きな変化がありましたか？

特に大きな変化はありませんが、優勝したことにより、より一層花に対する想いが強くなりました。

蒲池文喜（かまちふみき）
フラワーネット公認デザイナー・講師、国家資格1級フラワー装飾技能士、NFD講師、2008年第一回日本花職杯優勝。現在フラワーネット技術会議メンバーとして活動中。

花職杯への思いをお願いします!

ずっと憧れの舞台でした。
今後は、これから挑戦される方たちのモチベーションを保つ舞台であり続けられるよう協力して参りたいと考えております。

日々どのような思いでお花をデザイン、作成していますか？

やはり、お花を受け取っていただいたかたにご満足いただくことがフローリストとして一番の使命ですから、お客さま一人ひとりの気持ちをできる限り捉えて製作したいと心掛けております。

2009年度優勝して何か大きな変化がありましたか？

雑誌やイベントなど対外的にご依頼いただけるにようになったことですね。

中村有孝（なかむらありたか）
フラワーネット公認デザイナー、国家資格1級フラワー装飾技能士。2009年第二回日本花職杯優勝。その他、内閣総理大臣賞、農林水産大臣賞など受賞多数。デモンストレーション、講習会を実施するなど、全国各地で活躍中。

花職杯への思いをお願いします!

０８年花職杯に出たことで、花で表現する事の楽しさ・素晴らしさを改めて実感しました。
２０１０年、自分のスタイルを変えることなく作りたいものを自由に表現した結果、優勝できたことは最高に嬉しかったです。
今後は、花職杯を通して花業界が益々盛り上がっていけるよう協力していきたいと思っています。

日々どのような思いでお花をデザイン、作成していますか？

花それぞれの持つキャラクターを活かしつつ、印象に残る商品作りを。
お客様の想いもお花に込めながら制作することを心がけています。

2010年度優勝して何か大きな変化がありましたか？

雑誌・ＴＶ等に取り上げられたり・各所でデモンストレーションなどさせていただいてます。
いろいろなことをさせて頂く過程の中で思い浮かぶアイデアやインスピレーションを今ではMitsukaの商品『印象に残る商品作り』にフィードバックするようにしています。

西尾芳樹（にしおよしき）
フラワーネット公認デザイナー。2010年第三回日本花職杯優勝。山梨県「(有)充華生花店mitsuka」に勤務するかたわら、デモンストレーションや講習会・異業種とのコラボレーションなど精力的に活動中。

花職杯への思いをお願いします!

２００８年、花職杯始まりの年に本選初出場させて頂きました。 　
しかし、結果は１１位と、ファイナリストにはあと１歩およばず、ギャラリーとしてファイナルの様子をただただ観ているだけでした。
その時のファイナリストの方々がいつも以上に輝かしく映り、『いつかあの舞台に立ちたい！！』という思いにかられました。 　
そこから自分のテクニックなどを高めていく為、改めて勉強を始めました。
そして、そこで今の仲間達と出会い、テクニック、考え方などのディスカッションを重ね、互いに花やコンテストへの向上心を高めていきました。 　
その日々の結果として、２００９年に４位、２０１０年には２位、そして優勝という名誉ある賞を頂くことができました。 　
この４年間を振り返って、花職杯とは、花に対しての技術、考え方など、今まで以上に自分の為のレベルアップ、そして、コンテストで結果を出していくという挑戦の場でした。
また、その挑戦の場を助け合い、時に競い合いながらも、共に歩んでくれる友を得ることができた場でもありました。 　
そして今、諸先輩方がこのような舞台、環境を用意してくれたように、次の世代へ伝えていくべく、花の技術や考え方などの向上、普及に積極的に取り組んでいきたいと思います。

日々どのような思いでお花をデザイン、作成していますか？

『お客様の想いを花を通して表現したい』 　日々、そういう思いを持って、お客様、そして花と向き合っています。 　
花は本来、そのまま飾っているだけで美しいものです。
そのお花を手入れし、良い状態でそのままお客様に提供することも、花屋にとって大事な役割の一つです。 　
しかし、それだけではなく、そのままでも美しい花に、デザイン、テクニックを加える事で、より魅力的に見せていくという事が、更に大事になってくるのではないかと思います。
そして、その事が、贈る方の『想い』、贈られる方の『想い』を花でつなげていくという事につながるのではないかと思っています。 　
お客様の『想い』を、それをつなげていく花の更なる『美しさ』を魅力的に表現できるよう心掛け、それに伴い、テクニックの向上、新たなデザインを見い出していく事に日々努めています。

2011年度優勝して何か大きな変化がありましたか？

２０１１年に優勝させて頂いてから、有難い事に、各地からデモや講習会のお話を頂いたり、雑誌などの取材やメディア出演の依頼をお受けしたりしました。 　
今までの『教わる』という立場から、『教える』という立場になった事により、花のデザインやテクニックの深さというものを今まで以上に痛感し、更なる勉強を必要としました。 　
そして、教える事により、今まで見えてこなかった事も、少しずつですが、見えてくるようになりました。 　
デモや、講習会などという公の場を通じて、プロやそうでない方にも、自分なりの花に対する思い、デザイン、テクニックを伝え、そして、花の魅力も一緒に伝えていけるようになった事が、大きな変化だと思っています。
これからも、積極的に花の普及に携わっていけたらと思っています。

岡田哲哉（おかだてつや）
フラワーネット公認デザイナー。２０１１年第４回日本花職杯優勝。その他内閣総理大臣賞など受賞多数。 福岡県北九州市に「花工房おかだ」経営。メディアや雑誌、デモンストレーションや講習会など全国各地で活躍中。