お見舞いに贈る際のおすすめのお花とマナーを知る!
お見舞いにお花を贈る方は多くいらっしゃいますが、マナーを知っている方はどれぐらいいるでしょうか?しっかりとお見舞いのお花に関するマナーを知っておきましょう。併せて、おすすめのお花をご紹介いたします。
書き出し
家族や親戚、そして友人や知り合いが入院してしまった際に、心配でお見舞いに行きたくなります。
しかし、相手はいつもの元気な姿とは違って、心身ともに弱っていることでしょう。
お見舞いへ行く際のマナーを知っておかなければ、せっかくのお見舞いなのに逆に相手を不快な気持ちにさせてしまうかもしれません。
また、今までお見舞いへ行くことを経験したことがある人も、知らず知らずのうちに、お見舞いのマナー違反をしてしまっていたかもしれません。
そこで今回は、お見舞いに関する基本的なマナーと、お見舞いに最適なお花についてご紹介させていただきます。
お見舞いへ行ったことがある人も、失礼がない行動ができていたのか、答え合わせしながら目を通してみてください。
そして、これからお見舞いへ行く予定がある人は、しっかりとここでマナーを知って、大切な人のお見舞いへ行ってくださいね。
関係性を考えて「お見舞い」へ行きましょう
お見舞いとは、突然の事故や病気などで病院に入院している相手を訪問して慰めたり励ましたりすることです。
しかし、相手は心身ともに不安定になっていることもあります。
また、あなたとの関係性によっては、お見舞いへ行くことを遠慮したほうがいい場合もあるでしょう。
お見舞いへ行く際には、家族や本人の許可を必ずもらうことが大切です。
そして、お見舞いへ行く日程を決める際にも、相手の都合を最優先に考えましょう。
また、検査入院などで相手が三日以内の短期入院であればお見舞いは不要です。
お見舞いよりも退院祝いをするほうが、相手に負担がかからずに喜ばれます。
あなたの大切な家族が、突然の事故や病気などで入院することになった際、本人の気持ちを大切にしながら、お見舞いへ行っても負担にならないかを確認することができると思います。
家族ですから、なるべく毎日でもお見舞いへ行きたいと強く思う場合もあるでしょう。
しかし、もっとも身近な両親や兄弟ではなく、親戚が入院している場合は、入院している人だけではなく、その相手の家族にもお見舞いへ行ってもいいか確認することをおすすめいたします。
友人が入院してしまった場合、あなたとその友人との間柄にもよりますが、友人の家族に様態などを聞くことができる場合は一度相談してみましょう。
また、集中治療室で治療している場合などは除いて、基本的にメールなどでの連絡は病室でも取ることが可能となっています。
友人の入院内容や、容態によっては、直接本人にお見舞いへ行ってもいいか聞いてみるといいでしょう。
「お見舞い」へ行く際に気をつけるべきこと
お見舞いへ行きたい相手や家族の許可をもらって、実際にお見舞いへ行くことが決まったあとも、気をつけるべきことはたくさんあります。
①まず、大人数で病室に訪ねることはおすすめできません。
心身ともに弱っている場合、大人数の相手をするのはそれほど負担も大きくなりますし、個室ではない場合、ほかの入院している人にとっても迷惑になる場合があります。
あくまでも病院なので、複数の場合でも2~3人までにしましょう。
②次に時間帯ですが、病院では時間帯で食事時間も決まっています。
食事の介助などの目的がない場合は、ゆっくりと食事をとっていただくためにも、食事の時間帯は避けましょう。
③「お見舞いなのに服装にもマナーがあるの?」と驚いている人がいるかもしれませんが、全身黒色の服などは「喪服」を連想させるため、お見舞いには向かないといわれています。
また、露出の多い服装や、派手な服装なども避けるようにし、香水などの香りの強いものをつけないようにしましょう。
④お見舞いへ行きたい相手が入院している病院によって、面会のルールは異なります。
回診や処置などがありますので、必ずその病院の面会時間を守りましょう。
入院先のホームページを見れば、面会時間やお見舞いに来る際の注意事項について記載されています。必ず事前に確認しておきましょう。
「お見舞い」のマナーに沿ったお見舞いの品
お見舞いへ行く際には、相手を元気づけるためにお見舞いの品を用意すると思います。
そんなお見舞いの品として、誰しもが頭の中に思い浮かべるものが「お花」でしょうか?
それ以外には、果物やお菓子の食べ物などもありますが、それぞれ持参していく前に確認しなければいけないことと、注意することがあります。
病院によっては、お花の持ち込みを禁止している場合もあります。
せっかく元気づけるためにお見舞いの品を持っていったのに、断られるような事態が起こってしまわないように気をつけましょう。
「お見舞い=お花」というイメージがとても強く、お花の持参を禁止している病院があるということを知らない人がとても多いと思います。
しかし、一般病棟も含め、全面的に「お花の持ち込みは禁止」としている病院は意外と多く存在しています。
ですので、お花を持っていきたい場合には、必ず病院へ確認の電話をしましょう。
また、お花の持参は許可していても、お見舞いに向いていないお花の種類もあります。
お見舞いに持参するお花で、おすすめされていないお花のなかでも代表的なのが「根づく」という意味をもつ植木鉢の花です。
どれだけキレイなお花でも、不幸を連想させるお花はNGとされています。
植木鉢の花以外には、「キク」「ツバキ」「ユリ」「シクラメン」などもタブーとされています。
また、赤色のお花も全般的におすすめされていません。
とくに、手術前の相手には「血」をイメージさせる赤色のお花は避けましょう。
そのほかには、香りの強いお花にも気をつけましょう。
果物やお菓子などの食べ物、またはドリンクなどをお見舞いの品として持参する場合は、事前に食事制限やアレルギーがないかを確認することが大切です。
とくに食事制限がある場合、食べたいのに食べることができないという状況は相手にとっても不快な状況にさせてしまいます。
「お見舞い」には明るく元気になれるお花を
お花の持参が問題ないことを確認できた後は、大切な人が少しでも元気になれることを祈ってお花を選びましょう。
お花にもいろいろな種類がありますが、お見舞いに持っていくお花で一番人気があるのが「ガーベラ」というお花です。
花びらが大きく、色の種類も豊富で華やかなガーベラは、香りも強くないためお見舞いにふさわしいお花とされています。
また、ガーベラにつけられている、全体の花言葉は「希望」「前進」という素敵な花言葉です。
ガーベラは色の種類がとても豊富なため、どの色にしようか迷ってしまうと思いますが、それぞれの色によって花言葉も違うので、そちらも参考にしましょう。
ガーベラの花言葉
代表的なガーベラの色の花言葉を並べてみましたが、悪い花言葉をもつ色はありません。
しかし、お見舞いのお花としてお悔やみのお花のイメージである「白」や「青」などはメインのお花としてはタブーとされています。
また、NGなお花の項目で紹介したように、赤色のお花がメインになることもおすすめしていません。
ですので、大切な人のお見舞いへ行くときには、ガーベラ以外のお花を選ぶ際にも、見ているだけで元気になれる、ビタミンカラーのお花を選ぶことをおすすめいたします。
きちんとマナーを守って、一日でも早い退院を祈りながら、素敵なお花をプレゼントしてあげてください。
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