フラワーアーティストの頂点を競うイベント「日本花職杯 ～ Japan Florist of the year2024～」で優勝！
Flower Shop ラパン 柳 真衣さんは、なんと日本花職杯2週間前から睡眠時間を削って準備されたとか！？
大会当日に制作された5作品のご紹介＆ご本人による解説や、花職杯優勝の裏側をお伺いしました。
また、柳氏がフローリストを目指すきっかけとなった秘話もご紹介！ぜひご覧ください！
＜柳 真衣氏プロフィール＞
2024年チャンピオン。国家検定フラワー装飾一級技能士。三幸学園ブライダル専門学校非常勤講師。農林水産大臣賞など多くの賞を受賞。アメリカ・サンフランシスコに留学し、ヨーロッパ、アメリカ、中国で有名デザイナーのアシスタント兼通訳を経験。花の本質的な美しさを大切にし、その想いを紡ぐことをモットーとしている。
◇【カテゴリー1】
インテリアにもなるアーティフィシャル商品
【インテリアにもなるアーティフィシャル商品・柳 真衣さんのコメント】
インテリア性を重視し、生活の一部でもある鏡を取り入れました。基調にした「白」はどんな色にも染まり、鏡を覗き込む人（その人自身の彩）を意識してデザインしています。毎日見る鏡に映る自分の姿と花が一緒になることで、晴れやかな気分になれるよう、顔を包み込むようなラインでお花を配置しました。
花束・アレンジ ファーストラウンド（競技時間70分）
【花束・アレンジ・柳 真衣さんのコメント】
大会のテーマ、「五感で楽しむ彩（いろどり）の世界」から楽園をイメージし、花束「エデンの園 実り」とアレンジメント「光と影の果実」のストーリーを描きました。花束は、楽園の恵を五感で感じられるデザインにし、視覚と嗅覚で楽園の豊かさと調和を体験できる作品に仕上げました。アレンジメントは光と影が交錯する、楽園の喪失と新たな世界の誕生を描き出し、視覚と触覚でその変遷を体験させる作品に仕上げました。
◇【カテゴリー2】
ブライダルブーケ セミファイナル（競技時間60分）
【ブライダルブーケ・柳 真衣さんのコメント】
「解けゆく楽園のリース」をテーマに、リースがほどけるようにデザインされたブーケは、永遠の輪がほどけ、未知の未来へと歩む二人の旅路を描いています。お花もその流れに沿って解けながらボリュームを持たせるように意識して作成しました。
◇ファイナル作品
サプライズ競技「五感を刺激するインスタレーション」（競技時間90分）
【ファイナル・柳 真衣さんのコメント】
「Small World」というテーマでお花達が大きくなった世界観を表現しました。体験型のインスタレーションにするため、支給されたラックを分解し、大きな花束が浮いているようにデザインしました。また、ラッピング用紙をリボンのよう細くカットし、花と下の空間を一体化させることで、広がりと彩りを添えました。
Flower Shop ラパン 柳 真衣さんインタビュー
― どのような経緯でお花屋さんになったのですか？
花屋を経営していた母に連れられて、海外のデザイナーさんの講習会に参加したことがきっかけです。その時、お花に対する思いが180度変わり、もともと夢だった獣医の道からフローリストの道を選ぶことにしました！
― 日本花職杯 ～ Japan Florist of the year2024～ に参加しようと思ったきっかけは？
学生の時、日本花職杯に出場していた先輩を見て「私もこのステージに立ちたい！」と強く思ったのがきっかけです。
― 今回、優勝した今の率直な気持ちを教えてください。
本当に、とても嬉しいです！長年、なかなか結果が出ず、心が折れそうになることもありましたが、諦めずに挑戦し続けて良かったと心から思います。
― 今回の作品の、気を付けた部分や思い入れた部分、気に入っている部分はありますか？
気を付けた部分は、お花が美しく見えるように表情や角度にはこだわり、作成したストラクチャーにしっかりと馴染むようにお花を配置しました。思い入れた部分は、異素材のパーツを上手く組み合わせてお花と馴染ませることです。気に入っている部分は、全体のバランスと調和が取れた点です。
― 日本花職杯 ～ Japan Florist of the year2024～に参加する中で楽しかったことは、なんですか？
一緒に競い合い、高め合ってきた仲間や同志と同じ舞台に立てたことが楽しかったです。
― 日本花職杯 ～ Japan Florist of the year2024～に参加する中で辛かったこと、御苦労されたことはなんですか？
レギュレーションが発表されてから、何度もパーツテストを行い、ストラクチャーを構築することを繰り返していましたが、全然納得がいかず、出発２週間前からは睡眠時間が30分から2時間の状態が続きました。でも妥協せず、納得がいくまでに時間がかかったことです。
― 日本花職杯 ～ Japan Florist of the year2024～に優勝して周りの反応はいかがですか？
皆さんが凄く喜んでくれているので、ようやく期待に応えることができて良かったです。
― 今、振り返ってみていかがですか？
学生の時からずっと憧れてきたこの舞台で優勝できたことを誇りに思います。大会を実現させるために関わった全ての方々に感謝を伝えたいです。また、ずっとそばで支えてくれた家族や仲間、共に高め合って戦ってきた同志たちに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
― チャンピオンになって、今後の展望・挑戦したいことはありますか？
まだまだ先の話かもしれませんが、憧れの歴代チャンピオンたちのように、日本代表選考会に挑戦し、世界の舞台にいつか立ちたいです！
お忙しい中ありがとうございました。 柳さんの今後の益々のご活躍を心より応援しておりす！
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◆Flower Shop ラパン 柳 真衣さんのお店の情報・注文方法
2024日本花職杯チャンピオンと親しみやすく丁寧なスタッフが、デザイン性に優れた作品から定番まで、お客様のご要望に合わせて丁寧にお作りします。お気軽にご相談ください。
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