ハロウィンにお花を添えよう!由来や適したお花の種類とは?
大規模なイベントの自粛が続く今年は、おうちでハロウィンを楽しむという人も少なくないでしょう。お花のアレンジメントで非日常を演出して、イベント気分を盛り上げましょう。ハロウィンの由来から贈り物に最適なお花の種類まで、詳しくご紹介します。
国内でも定番となったイベント「ハロウィン」とは?
ハロウィンの飾り付けを選ぶ前に、まずは基礎知識を身につけましょう。ハロウィンの由来や楽しみ方、注意点についてご説明します。
ハロウィンの由来
古代ケルト民族のサウィン祭が起源とされるハロウィンは、元々は大晦日を祝うためのイベントです。11月1日を新年とするケルト民族の間では、大晦日の10月31日に先祖の霊が戻って来ると同時に、悪霊もやって来ると考えられていました。そのため、仮装をしたり魔除けをしたりして、追い払うようになったといわれています。
ケルト民族のお祭りは、やがて諸聖人に祈りを捧げる日として、キリスト教圏にも広まりました。現在では宗教的な意味合いは薄れて、先祖の霊を迎えたり悪霊を追い払ったりする他にも、秋の収穫をお祝いするイベントとして広く定着しています。
ハロウィンに「かぼちゃ」を飾る理由
ハロウィンといえば、かぼちゃを思い浮かべる人もいるでしょう。顔の形にくりぬかれたかぼちゃのランタンは、正式名称を「ジャック・オー・ランタン」といいます。アイルランドの物語に登場する悪人で、悪いことばかり行なっていたために、死後は地獄に堕ちることもできず、ランタンを片手に夜道を彷徨い続けているといわれています。
そんな恐ろしい逸話が残されているジャック・オー・ランタンですが、ハロウィンでは可愛らしい飾り付けとして人気です。
近年は、ジャック・オー・ランタンをモデルとした、大小さまざまなアレンジメントが販売されています。悪霊を遠ざける魔除けの効果もあるとされているので、ハロウィン気分を盛り上げたいという人は、ぜひ飾り付けに取り入れてください。
贈り物にも最適!ハロウィンに人気のお花3選
悪霊を驚かせて追い払うハロウィンでは、ホラー要素のある飾り付けが人気ですが、可愛らしさも欲しいものです。イベントを華やかに楽しみたいという人は、お花を活用しましょう。
華やかさが人気の「ガーベラ」
子供たちに人気のポップな飾り付けに合わせるなら、ガーベラがおすすめです。花弁の形も色合いもはっきりとしているガーベラは、ハロウィンのにぎやかな飾り付けの中に置かれても、存在感を失うことがありません。また、カラーも豊富なので、赤や黄色、オレンジといった暖色系を選べば、ハロウィンの飾り付けにマッチさせることができます。
ガーベラには「神秘」や「冒険心」という花言葉があるので、神秘的な雰囲気が漂い、いつもと違った夜に冒険心をくすぐられるハロウィンの贈り物には最適だといえるでしょう。
可愛らしさを添える「ダリア」
ハロウィンに可愛らしさをプラスしたいなら、ダリアを選択しましょう。いくつも種類がありますが、ボール咲きやポンポン咲きなど、豪華な花弁を持つダリアがおすすめです。小さな花弁が幾重にも重なったダリアは、柔らかい色合いと丸みのある姿で、見た人の心を和ませてくれます。ハロウィンのにぎやかな飾り付けにさりげなくダリアを加えれば、ガーリーな可愛らしさをプラスできるでしょう。ガーベラとの相性も良いので、一緒にアレンジメントに加えてください。
ダリアには「気品」や「優雅」といった花言葉の他にも、「裏切り」や「不安定」という怖い花言葉もあります。贈り物に選ぶ際には注意が必要ですが、ハロウィンに合わせるなら、怖い意味合いの花言葉も合うでしょう。
シックにまとまる「バラ」
大人らしくシックなハロウィンを楽しみたいのであれば、バラがおすすめです。形そのものに気品が溢れるバラは、単体でもアレンジメントに加えても、存在感を発揮できるお花です。ガーベラやダリア同様にカラーも豊富なので、アレンジの幅が広いのも嬉しいポイントだといえます。
「愛」や「美」に関する花言葉が多い一方で、ビタミンカラーのバラには、「友情」や「無邪気」、「信頼」といった花言葉もあります。恋人や配偶者以外の人にも気兼ねなく贈れるので、落ち着いた雰囲気の贈り物を探しているという人には、バラを混ぜたアレンジメントがおすすめです。
お花をハロウィンらしく飾り付けるポイント
ハロウィンになじみがないため、どのような飾り付けをすれば良いのかわからないという人は、まずは飾り付けのポイントを押さえましょう。ここでは、ハロウィンを盛り上げる飾り付けのコツをご紹介します。
ビタミンカラーを中心にまとめる
ハロウィンといえば、かぼちゃです。ハロウィンらしい雰囲気を出すためにも、飾り付けは、オレンジや黄色といったビタミンカラーを中心にすると良いでしょう。
差し色が欲しければ、同じ暖色系の赤を取り入れても良いですし、ホラーな雰囲気を出したければ紫や黒を取り入れるのもおすすめです。ただし、赤や紫、黒といった色が主張すると、肝心のビタミンカラーが目立たなくなってしまうので、ポイント使いに留めておくことが大切です。全体のバランスを見ながら、少しずつ追加してください。
リースやツリーを活用する
かぼちゃやお花をそのまま飾っても良いですが、オシャレに演出したいのであれば、リースやツリーといった小物と合わせましょう。リースにかぼちゃをモチーフにした小物を追加したり、ツリーを土台にガーベラやダリアを加えたりと、オリジナルのアレンジを加えることでオシャレ感が増します。
ハロウィン向けのアレンジメントはたくさん販売されているので、自身の手で作ることが難しければ購入を検討してください。珍しい組み合わせのアレンジメントを贈れば、お相手にも喜んでもらえるはずです。
秋らしさを取り入れる
秋の収穫をお祝いするハロウィンは、秋らしさを取り入れることも大切です。干し草やドライフラワーといったアイテムを使って、季節感を演出しましょう。アレンジメントに加えるのも良いですが、添えるだけでも飾り付けがぐっと引き立ちます。
アレンジメントに加えるなら、かぼちゃをモチーフとした小物や、乾燥させた木の実といったアイテムがおすすめです。実りの秋を象徴する小物を選んで、収穫祭のお祝いをしましょう。
お花でおうちハロウィンを華やかに彩ろう!
ボタン
フジテレビフラワーネットおすすめ特集