母の日のプレゼントにぴったりのお花の色は?
母の日にプレゼントするお花は、色やそれにちなんだ花言葉にこだわってみませんか?見て可愛いらしさを楽しんで、
花言葉を知ってさらに喜ばれるプレゼントをお母さんに贈りましょう!
お花の選び方
母の日に大切なお母さんへお花をプレゼントする時、どのようにして選べばいいのでしょうか?その方法は大きく分けて3つあります。
1つ目は純粋に自分の気持ちと花言葉を合わせてプレゼントする方法です。
自分がお母さんに届けたい気持ち、日ごろの感謝の気持ちをそのままに伝えることができます。後ほど紹介しますが、プレゼントするお花によって花言葉が異なり、自分の気持ちをそのお花に込めることができますよ。
2つ目は花言葉にこだわって、お母さんの性格に相応しいお花をプレゼントする方法です。
「いつも優しいお母さんへ」「愛してくれるお母さんへ」、お母さんとの関係をより深く表現することができます。
また、自分の気持ちを伝えるだけなのではなく、お母さんの性格を現したお花をプレゼントすることができるので、お母さんのことを思ったこだわりのプレゼントにすることができますよ。
3つ目の方法は「1つ目の方法と2つ目方法、どちらの気持ちもお花のプレゼントに込めたい!」という方におすすめの、複数のお花を使用した花束やアレンジメントのプレゼントです。
複数のお花を使用するのでそれだけ花言葉に合ったお母さんへの気持ちを込めることができます。
様々なお花の色
母の日のプレゼントにぴったりなお花はカーネーション以外にもあります。カーネーションとは異なる色、花言葉を持ったお花もご紹介します。
ベゴニアの花言葉は【幸福な日々】【愛の告白】。《赤色》であれば【公平】、《白色》であれば【親切】。
ベゴニアは可愛らしいひらひらとした花びらが特徴的なお花です。公平な親切はつまり家族への愛と受け取ることもできるので、愛してくれていることへの感謝と、お母さんの今後の幸せを願うことができます。
青いアイリスの花言葉は【希望】。
アイリスはアヤメ、ハナショウブ、カキツバタ、などのアヤメ科の植物の総称です。花言葉は「希望」「信じる心」「メッセージ」「吉報」「よき便り」「知恵」です。お母さんに幸せになってほしいという気持ちを送るときにピッタリですね。露地では5月の母の日の時期に咲きます。
トルコギキョウの花言葉は【感謝】【優美】。
大輪で上品な花付きと豊富なバリエーションが特徴です。おすすめは《ピンク色》。八重咲のトルコギキョウはとても存在感があっゴージャスな雰囲気です。感謝を贈ることができます。
「カーネーションから少し趣向を変えたい」「いつもと違うお花でびっくりさせたい」という方におすすめですよ。
花言葉の歴史
皆さんはこの花言葉の由来がどのようなものかご存知でしょうか?最後に花言葉の歴史について少しご紹介したいと思います。
花言葉の歴史、それは17世紀まで遡ります。ヨーロッパのトルコ、当時の名前でいえばオスマン帝国のイスタンブールで花言葉の元祖となる文化がありました。
それは当時の恋人に想いを伝える方法です。手紙に記す文字ではなく、口でささやく言葉でもなく、お花に自分の想いを込めて恋人にプレゼントしていたのです。これが世界で一番初めに行われていた花言葉の由来となる文化だと言われています。この文化がトルコを通過した旅人達によって、イギリスを中心としたヨーロッパに広まるようになったのです。
これが実際に世界中に広まり始まるきっかけとなったのが、19世紀。トルコと同じ、ヨーロッパのフランスです。
フランスの富裕層である貴族達の間では一種の交換ノートのようなものが流行していました。
この交換ノートの内容は自分の思っていることをお花や植物、果物や石など、自然的な物に例えて詩にするというものです。これを使って自分の想いを想い人に伝えたり、貴族たちの間での悪口や批判等に使用されていたりしたのです。
この交換ノートの文化を参考に、シャルロット・ド・ラトゥールという人物が記した「Le Langage des Fleurs」が出版されました。邦題にすると、「花言葉」です。世界初、最も古い花言葉辞典だと言われており、この本が非常に人気になったことから、特定のお花や植物とその色には特定の意味合いを持たせるという文化が生まれました。
そして、日本を含めた世界中に花言葉は広がるようになったのです。
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