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神さまに捧げる植物、榊の育て方

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榊は神さまに捧げる植物として、日本最古の歴史書の古事記(こじき)にも登場する、古くから神事の際に用いられている樹木です。
榊は、常緑樹(じょうりょくじゅ)と言われる木で、葉が一年中、美しい緑色を保っている樹木です。同じ常緑樹のツバキやサザンカを、サカキと呼び、神棚に飾る地域もあります。
今回は、榊の育て方をご紹介します。

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    神事に欠かすことのできない榊。神前式や地鎮祭といった特別な行事に用いることはもちろん、日ごろから自宅や職場の神棚に飾っているという人も少なくないでしょう。神社の境内で見かけることの多い榊ですが、実は自宅で育てることも可能です。ここでは、榊の基本情報から育て方まで、詳しくご紹介します。

育てる前にチェック!榊の基本情報

  • 榊の育て方を学ぶ前に、まずは基本情報をチェックしましょう。

  • 榊の歴史

    榊は東アジア地域に自生する、常緑性の小高木です。神道では先端の尖っている植物に神が宿ると考えられていたため、葉が鋭く尖った榊が、神の依り代として用いられるようになりました。
    榊という名前の由来には諸説あり、「神と人を分ける境目を示す木」だから「榊」と呼ばれるようになったという説が有名です。また、通年青々と茂る常緑樹であることから、「栄える木」という意味で榊の字があてがわれたともいわれています。
    榊は、古くから人々の生活に欠かせない神聖な植物で、江戸時代には毎月1日と15日の2回、神棚に飾る風習が根付いていたそうです。

  • 榊に適した育成環境

    榊は、温暖な気候を好む植物です。そのため、気温が10度を下回るような環境では、上手く育成できない可能性があります。関東以北で榊を育てる場合は、防寒対策を施すか、室内で育てるようにしてください。
    また、榊は暑さには強いものの、直射日光には弱い植物です。植える場所を選ぶ際には、なるべく日陰か半日陰になる場所を選んで植えると良いでしょう。榊は水切れに弱い植物でもあるので、あまりに水はけが良い土地では、枯れてしまう可能性があります。適度に水気を保てる粘土質の土壌が、榊の育成には最適だといえます。

  • 榊の活用方法

    育てた榊は、神棚に飾る以外にも、お花のアレンジに加えることができます。菊やユリといった豪華なお花と組み合わせれば、榊の深い緑色がお花の色合いを上手く引き立ててくれるでしょう。
    榊は神事に使われるイメージが強い植物ですが、実は仏花として、仏壇やお墓に飾られることもあります。お盆や命日といった特別な行事には、自宅で育てた榊を用いた、特別なお花のアレンジを飾っても良いでしょう。

自宅で栽培できる?榊の育て方

  • 榊の入手方法や手入れ方法について、ご紹介します。

  • 榊の入手方法

    榊の苗木は、通販サイトやホームセンターで購入できますが、出回ること自体が少ないです。手軽に榊を入手したい場合には、切り売りされている榊の葉を購入しましょう。
    切り売りされている榊の葉は、挿し木として育てることができます。花瓶で水耕栽培をすれば根が出るので、土に移してしばらくは植木鉢で育てましょう。植木鉢の中で根付いたことを確認したら、庭に移し替えて様子をみてください。
    榊は温暖な気候と湿気を好むため、挿し木に挑戦するなら、6月から7月にかけた梅雨の時期がおすすめです。

  • 手入れのコツ

    水を好む榊は、水切れに注意する必要があります。例え日陰に植えていたとしても、夏場には朝・夕の2回、水やりを行なってください。
    植木鉢で育てている場合は、土の表面だけでなく、根の部分までしっかり水が行き届いているか確認しましょう。水を与える際には、植木鉢の底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えることが大切です。
    榊には十分に水を与える必要がありますが、底皿に溜まった余分な水はこまめに捨ててください。根腐れを起こしてしまうので、土がずっと水に浸るような状態は避けなければなりません。

  • 注意したい病害虫<

    比較的病害虫には強い榊ですが、すす病とカイガラムシには対策が必要です。
    空気中に含まれるすす病菌がカイガラムシの排せつ物に触れると、繁殖して榊の葉を黒いすすのように覆います。見た目が悪いだけでなく光合成を妨げてしまうので、十分に注意してください。
    また、カイガラムシが榊につくと、樹液を吸い取られて榊が弱ってしまいます。すす病を発生させないためにも、カイガラムシを見つけたら、早急に駆除しましょう。幼虫なら薬剤で駆除できますが、頑丈な殻に覆われたカイガラムシの成虫に薬剤はあまり効果がありません。ブラシやヘラで、葉を傷つけないように注意しながら擦り落としてください。

    なお、すす病に触れたからといって、体に悪影響はないといわれています。
    ただ、どんな方でも大丈夫とは言い切れないので、念のため、作業時には使い捨ての手袋を用いるといった工夫をしておくと安心です。
    すす病に触れた箇所はベタベタとしますし、虫に直接触りたくないという人も多くいます。使い捨ての手袋を用意しておくと、さまざまな場面で活躍してくれるはずです。

プリザーブド榊のメリット

  • 神棚に飾る榊は、自宅で育てたものを使うのも素敵ですが、プリザーブド榊を使うという選択肢もあります。場合によって、プリザーブド榊も考えてみましょう。

  • 長期間楽しめる

    プリザーブド榊とは、榊や椿の葉を特殊液に浸けて水分を抜いたもので、本物の質感を保ちながら、1年から2年という長期間に渡って楽しめます。
    プリザーブド榊は水やりが不要で、特別な手入れを必要としません。直射日光の当たる場所や高温多湿になる場所を避ければ、花瓶(榊立て)に挿したままで十分に美しさを保てるでしょう。

  • 不浄を避けられる

    プリザーブド榊の優れている点は、なんといっても枯れないという点です。夏場になると、花瓶(榊立て)に活けた生の榊は、早ければ1日で弱ってしまいます。また、水が腐って臭いが発生することもあるでしょう。
    神聖な神棚に不浄なものを飾るのは、気が引けるものです。その点、プリザーブド榊は、水やりが不要なので枯れてしまったり水が腐ったりする心配はありません。神棚に長期間飾っておいても、清潔さを保てます。

  • 費用を節約できる

    400円程度の榊の葉を月に2回購入すると、年間9600円の費用がかかります。プリザーブド榊は4000円前後で購入でき、1~2年は使用できるため、費用が半分以上浮く計算になります。また、購入の手間や水替えの手間を考えれば、プリザーブド榊の方が断然お得だといえるでしょう。
    プリザーブド榊は造花ではなく本物の葉っぱから作るため、神棚に飾っても問題はありません。ですが、どうしても本物にこだわりたいという人は、大切な行事の時には本物の榊を使用して、平時はプリザーブド榊といった具合に使い分けることをおすすめします。

清潔で長持ち!プリザーブド榊を活用しましょう

  • 榊は自宅で育てることもできますが、育成環境が整っていなかったり、病害虫対策が不十分であったりすると、上手く育ってはくれません。育てるのは難しいですが、その分、育てる楽しみがあるといえます。お花のアレンジにも使えるので、興味がある方は育ててみてください。 ただ、自分で育てた榊を神棚に飾るのも素敵ですが、自宅で育てるのに限界を感じた場合には、プリザーブド榊を購入するのも一つの手です。 本物の榊でもプリザーブドの榊でも、神様に祈りを捧げる気持ちに変わりはありません。見た目に美しく長持ちするプリザーブド榊を活用すれば、神聖な神棚をいつでも清潔に保てるので、ぜひ検討してみましょう。

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