父の日にひまわりをプレゼントしませんか?
来たる父の日のプレゼントにおすすめのお花といえば「ひまわり」です。強い生命力を持ち、「憧れ」「尊敬」といった花言葉も込められたひまわりは、日頃からお仕事を頑張るお父さんに感謝を伝えるのにピッタリのお花といえるでしょう。
ひまわりは父の日のイメージカラー
男性は女性ほどお花に対する関心は高くない傾向がありますが、それでもプレゼントとしてお花を貰ったら心から嬉しく思えるものです。
とはいえ、あまりに女性的で優美なお花は少し照れくさかったり恥ずかしかったりするかもしれません。
しかし、ひまわりは男性的な力強さ、活発さを感じさせてくれるお花なので、それほど抵抗はないかと思います。
生命力に満ちた黄金色のひまわりは、普段から家庭を支えてくれているお父さんへの感謝と励まし、労いの気持ちを伝える上でうってつけといえるでしょう。
ただ、父の日にひまわりがおすすめされる理由はそれだけではありません。
父の日は母の日と同じくアメリカが発祥で、敬愛する父親を祝う文化を世間に定着させるべきという思想のもと行なわれた社会活動がきっかけでした。
日本における父の日の慣習も、基本的にはこのアメリカの文化にならって取り入れられたものですが、ここに日本独自の慣習が加わります。
それが、「父の日に贈るお花=黄色」というものです。
この発端は、日本ファーザーズデイ委員会が主催する「父の日・黄色いリボンキャンペーン」という催しでした。
元々「黄色」という色は、イギリスでは古くから「魔除け・厄除けの色」として用いられており、アメリカ本土でも「愛する人の無事を祈る色」として広まっていました。
戦時中には、兵士の男性に家族が黄色いリボンを捧げ、「無事に帰ってくるように」と願掛けをする慣習が世界各国で広まったとされています。
そこに着目した日本ファーザーズデイ委員会は、日頃からお仕事を頑張るお父さんを応援するためのコンセプトとして、「父の日に黄色いリボンをつけたプレゼントを贈ろう」というキャンペーンを実施したのです。
やがて、父の日のお花も黄色いものを用意しようという風潮が生まれ、いつしか「父の日=黄色」というイメージが定着しました。
そして、黄色いお花と聞いて多くの方が真っ先に連想するのは「ひまわり」ではないでしょうか?
黄色という色そのものが男性に受け入れられやすい色ということもあり、母の日のカーネーションに並ぶ定番のお花としてひまわりが選ばれ続けているんですよ。
父の日に相応しいひまわりの花言葉
さて、そんなひまわりの花言葉はどんなものがあるのでしょうか?
父の日にお祝いとしてお花を贈るのですから、花言葉もしっかり把握しておきたいところですね。
ひまわり全体の花言葉には「憧れ」「尊敬」「敬慕」といったものがあります。
いずれも、自分を立派に育て上げてくれた父親に贈る言葉にピッタリな意味といえるでしょう。
ただ、ひまわりは黄色以外にも様々な色の品種があり、色によっても花言葉が違ってくるので注意が必要です。
例えば白色のひまわりの花言葉は「程良い恋愛」。
決してネガティブな意味ではないですが、お父さんに贈るお花の花言葉としては少々違和感があるかもしれません。
そして赤色や紫色のひまわりの花言葉は「悲哀」。
明るく活発な印象のある黄色いひまわりと比べると、赤色や紫色のひまわりは少々黒みを帯びており、それが物悲しさを表現しているように見えることからこのような花言葉がつけられました。
お祝い事に贈るお花の花言葉としては、あまり望ましくないでしょう。
やはり、父の日にお花を贈るなら「黄色のひまわり」が一番ですね。
また、ひまわりは大きさによっても違う花言葉が込められています。
大輪のひまわりには「偽りの愛」等のネガティブな花言葉があります。
豪華で煌びやかな姿からは想像もつきませんね。
ただし小輪のひまわりになると「高貴」「輝き」といった、相手を称えるポジティブな意味の花言葉になるのです。
大きさごとの花言葉を気にする方はほとんどいないかと思いますが、父の日にひまわりを贈るなら小輪のひまわりを使ったアレンジメントが無難かもしれません。
ひまわり以外におすすめのお花は?
今回は父の日におすすめのお花として、父の日のテーマカラーでもある「黄色」のひまわりをご紹介しました。
これからの季節に旬を迎え、明るく活気に溢れたひまわりの姿は、日々お仕事に取り組み家族を支えるお父さんへの励みになることでしょう。
他に、父の日に贈るお花として定番なのは「バラ」です。
元々父の日の発祥地でもあるアメリカでは、父の日には赤いバラを贈る習慣があります。
ちなみに、亡くなったお母さんには白いカーネーションを贈るように、亡くなったお父さんには白いバラを贈るのが一般的です。
日本では、前述の「黄色いリボンキャンペーン」の影響もあり、父の日のテーマカラーを取り入れた黄色のバラを贈ることが多くなっています。
ただし、黄色のバラには「嫉妬」「薄らぐ愛」といったネガティブな花言葉もあるため注意が必要です。
また、バラは女性的な花姿から男性が受け取るお花としては少し抵抗があるかもしれません。
とはいえ、「友情」「献身」といったポジティブな花言葉もあるので、お父さんに贈る花として黄色いバラは決して間違っているとはいえません。
お花が大好きな男性であれば、十分に喜んでもらえる可能性が高いでしょう。
また、「胡蝶蘭」も父の日のお花として高い人気があります。
胡蝶蘭には「幸福が飛んでくる」という花言葉が示すように非常に縁起の良いお花とされており、華やかな黄色の品種もあるのでプレゼントとしてうってつけです。
胡蝶蘭と聞くと、新規オープンのお店の前に飾ってあるような大型のものをイメージする方もいるかもしれませんが、小さな鉢に飾れる「ミディ胡蝶蘭」と呼ばれるものもあります。
ただ、胡蝶蘭は父の日のお祝いとしては少し大袈裟だと感じられる方がいるかもしれません。
そういう意味では、身近で親しみやすいひまわりが一番父の日のプレゼントとして用意しやすいお花といえるのではないでしょうか。
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