父の日には、幸せを運ぶ黄色いプレゼントがお勧め
父の日には、黄色いものをプレゼントすると縁起が良いといわれているため、黄色いお花を選ぶ人も多いです。では、黄色いものを選ぶ理由については、ご存じでしょうか。今回は、父の日に黄色いプレゼントを選ぶ理由や、おすすめの黄色いお花についてご紹介します。
父の日に黄色いものを贈る由来とは?
父の日に、黄色いものをプレゼントする由来から探ってみましょう。
父の日の誕生
父の日は、1909年に、アメリカのジョン・ブルース・ドットという女性のはたらきかけによって生まれました。
彼女にはお母さんがいないため、お父さんによって育てられました。そのお父さんも、子ども達が成人した後に亡くなってしまいます。お父さんの死後、彼女は礼拝に参加した際「母の日があるのだから、父の偉大さを称えたり、感謝したりする日があっても良いはずだ」と考えました。その後、彼女が教会にはたらきかけたことをきっかけに、父の日が生まれたのです。
父の日が6月の第三日曜日に行われるようになったのも、彼女のお父さんが6月生まれだったことが、その理由とされています。
黄色いものを贈るようになった理由
父の日に渡すお花といえば、バラが主流です。ジョン・ブルース・ドットがお父さんの墓前にお供えしたのが白いバラだったため、生きているお父さんには赤いバラ、亡くなっているお父さんには白いバラを贈るようになったといわれています。
黄色いものをプレゼントするようになったのは、実は比較的最近のことです。ヨーロッパでは黄色に「希望」や「幸福」といったイメージを持っており、また黄色は「魔除け」の意味合いもありました。アメリカにその価値観が持ち込まれると、「あなたが無事に帰ってきますように」という願いを込めた、贈り物の定番カラーとして浸透していきます。それが“日本ファーザーズ・デイ委員会”によって日本でも広められたことで、日本でも黄色い贈り物をするのが一般的になっていったのです。
父の日にはプレゼントを贈ろう
父の日は1900年頃に誕生しましたが、アメリカで正式に記念日として認定されたのは1970年頃と、つい最近のことです。日本に伝わったのも遅かったため、母の日に比べるとまだ完全には定着していないといえます。
お母さんに負けず劣らず頑張っているお父さんですから、プレゼントを贈って笑顔が輝く一日にしてあげましょう。
父の日におすすめの黄色いお花
父の日のプレゼントとして最適な黄色いお花には、どのようなものがあるでしょうか?
@「黄色いバラ」
黄色いバラは、上品さや可愛らしさといったイメージを持ちながら、男性・女性どちらでも受け取りやすい色合いをしたバラです。赤いバラは「情熱」や「愛情」といった意味を持ち、白いバラは「純潔」や「あなたには私こそ相応しい」というような意味を持ちます。
それに対し、父の日にプレゼントする黄色いバラは「希望」や「幸福」といった意味を持ち、お父さんに対し、「無事に帰ってきてほしい」という願いを伝えることもできるものです。どんなお花にしようか迷ったら、まずはこのお花を考えてみてはいかがでしょうか。
A「ヒマワリ」
ヒマワリは太陽に向かって咲く、前向きで元気な印象のお花です。夏を代表するお花の一つで、大きく見栄えすることから、男性人気の高いお花として知られています。
花言葉は「尊敬」や「あなたを見つめています」といったもので、なかなか言葉にできないお父さんへの尊敬や、頑張る背中を見つめているというメッセージになります。父の日のプレゼントには、最適な一本といえそうです。
B「黄色いガーベラ」
ガーベラは、バラと同様に色に幅があるお花です。上品さよりはカジュアルさがあり、大輪の花でもどこかキュートな印象を持っています。パッと広がる花火のような花弁を持っているので、ミニガーベラでも十分に明るい印象です。
黄色いガーベラの花言葉には「あなたに親しみを抱いています」や「優しさ」、「究極の愛」というようなものがあります。日頃の感謝を示すプレゼントとしてはもちろん、深い愛情を示すプレゼントとしても贈れるのが、ガーベラの良さといえるでしょう。
ドライフラワーやプリザーブドフラワーなどもおすすめ
お花のお世話の仕方を知らないお父さんに贈るのであれば、ドライフラワーやプリザーブドフラワー、ハーバリウムもおすすめです。
ドライフラワーとは?
ドライフラワーは、生花を乾燥させて作ったものです。乾燥剤を用いて人工的に水分を脱水させるか、自然乾燥させることで作れます。ドライフラワーは、お花ならではの自然な姿や風合いを残しながら、水分のみを抜いたお花です。半年から1年ほどと長く楽しむことができる上に、良い香りもするので、存在感のあるプレゼントになるでしょう。高温多湿や直射日光を避け、虫が湧かないように、風通しの良い場所に置くと長持ちします。
プリザーブドフラワーとは?
プリザーブドフラワーは、生花が最も綺麗な状態のときを見極め、保存処理を施したものです。生花とほとんど変わらない繊細な見た目と、豊富なカラーバリエーションが特徴です。ドライフラワーと同様に高温多湿や直射日光には弱いですが、その点にだけ気を付ければ、水やりをしなくても7〜8年は保つといわれています。花粉もないことから、花粉症の人にもおすすめです。長く飾るとホコリが積もることがあるので、その際は毛先の柔らかいブラシを使って取り除くようにしましょう。
ハーバリウムとは?
ハーバリウムは、瓶やボトルなどの容器に、お花を防腐保存できる特殊なオイルと一緒に閉じ込めたものです。ビー玉や貝殻、フルーツなどを一緒に入れることもあります。容器の形と入れるものによって印象ががらりと変わるアイテムで、窓際やテーブル、棚などさまざまな場所に飾って、インテリアとして楽しめるのが特徴です。家の中をあれこれ飾るのが好きなお父さんには、こちらがおすすめです。ハーバリウムは、1年ほど保つといわれています。
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