ハーバリウムの作り方を知って自作してみませんか?
ハーバリウムの作り方を皆さんはご存知でしょうか?お花を使ったおしゃれなインテリアとして昨今人気が高く、自作する方も増えています。作り方も簡単ですので、この機会にぜひハーバリウムを作ってみませんか?
書き出し
色とりどりのハーバリウム
昨今、SNSなどを中心に流行りを見せている「ハーバリウム」ですが、実はご自宅で簡単に作ることができることをご存知でしたでしょうか?
きらびやかな見た目をしていますから、作るのに特殊な道具がいるのでは?作るのが難しいのでは?と思われがちですが、そんなことはありません。入手が難しい道具や特殊な技術がなくともハーバリウムは個人で簡単に作れてしまうんです。
自作インテリアでお部屋を彩ってみたい方、自分だけのハーバリウムを作って誰かに自作ハーバリウムを見てもらいたい方など、こちらではそんなハーバリウムの作り方をご紹介させていただきますので、ぜひご覧ください。
おすすめのハーバリウム
ハーバリウム作りの準備
ハーバリウムの作り方は至ってシンプルで、3つの材料を揃えるだけで簡単に作れてしまいます。
必要なものは、
・造花もしくはプリザーブドフラワーなどの花材
・ガラス瓶などの入れ物
・ハーバリウムオイル
の3点です。※オイルは、シリコンオイルと流動パラフィンがよく使用されますが、より安全性の高い、シリコンオイルのご使用をおすすめします。
たったのこれだけで簡単にハーバリウムが作れてしまうんです。
強いて作る上での難しい点をあげるとするなら、綺麗なハーバリウムを作るにはセンスがいるということぐらいです。もちろん綺麗といっても、人それぞれ価値観は違いますのでそれほど気にすることはありませんが。
その他、必要な道具としてはガラス瓶が細長いのであれば、長めのピンセットなどあると便利です。お花を入れやすいサイズにカットするためにハサミなども用意しておくと、ハーバリウム作りが捗ります。
ハーバリウムは植物標本とも呼ばれ、植物を標本にするために編み出された技法を使ったインテリアになります。元々お花などを保存するために編み出されたものですから、自分で育てたお花を綺麗なままハーバリウムにしたい!と考える方も多いと思います。
ですが、先にお断りしておくと、残念ながら生花をハーバリウムにすることはあまりおすすめできません。生花は造花と違って生きたお花ですから、造花と違い水分を含んでいますが、この水分がカビや細菌繁殖の原因になってしまうため、長期保存には向かないんです。
ただ、生花をハーバリウムにする方法もなくはありませんので、そう悲観的にはならないでください。生花をハーバリウムの花材として利用する場合は「ドライフラワー」にしてしまえば利用可能になります。
ドライフラワーの作り方はお花の種類によって変わってきますが、一番シンプルな方法はお花を逆さに吊るして乾燥させる方法です。自然乾燥なので1~2週間かかってしまいますが、手軽に自宅でできるのでおすすめです。
早く作りたい場合にはドライヤーを利用して乾かす方法もあります。袋などにお花を入れて、お花に直接ドライヤーの風を当てないよう、袋の中に温風を送り込むようにしてください。そうすれば自然乾燥より早くドライフラワーを作ることができます。
生花のように綺麗なままのお花を使いたいという場合は、プリザーブドフラワーを購入してしまうのもひとつの手です。造花よりもリアルなハーバリウムを作ることができますよ。
初めてハーバリウムを作成する場合の入れ物選びは、一般的によく見かけるような細長いスリムなボトルを選ぶことをおすすめします。幅の広いボトルなどはアレンジのしがいがありますが、その分、配置に悩んでしまうことも多いので難易度がやや高めです。
ですので、初めての場合は重ねて並べていくだけでおしゃれなハーバリウムを作ることができるスタンダードなタイプに挑戦してみてください。
オイルに関してはハーバリウム用のものを購入しておけば問題ありません。まれにオリーブオイルなど、別のオイルを使って代用しようとする方もいらっしゃるそうですが、カビが発生したりしてしまうのでおすすめしません。
選ぶコツとしてはオイルの粘度などは見ておいても良いかもしれません。初めてならそれほどこだわる必要もありませんが、粘度が高いほど花材が動きにくくなり、配置ずれが起こりにくくなるので、粘度が高いものを好む方も多いです。
どちらの方がしっくりとくるかは個人差がありますので、試していくうちに見極めてみてください。
ハーバリウムの作り方
ここからは本題であるハーバリウムの作り方をご紹介させていただきます。
まずは準備段階で注意しておきたいことがありますので、しっかりと覚えておいてください。これを怠ってしまうと後々になって後悔してしまうかもしれません。
ではまず初めにですが、ハーバリウム作りに使うガラス瓶が乾燥しているかを調べておいてください。瓶を使う前に一度洗っておいた場合など、しっかりと乾燥させてから使うようにしましょう。
これはハーバリウムのカビ防止のために必要ですので重要なプロセスです。少しでも水滴などが残っているとそこから細菌などが繁殖してしまい、カビが発生してしまう可能性がありますからね。
せっかく綺麗に仕上げたハーバリウムの中で、お花が白くカビてしまったりしたら悲しいです。そうならないためにも、事前準備はしっかりとしておく必要があります。
その次は瓶のサイズに合わせて花材をカットしていきます。茎やグリーンなどの長さは瓶の中で斜めに立てかかるぐらいの長さだと型崩れしにくいです。
花材を入れていく際には、カットしたお花とグリーンを交互に入れていくと綺麗な並びになります。見栄えが良くなるだけでなく、うまく重なり合ってオイルを入れた際に花材がずれにくくなる意図もあります。
後はゆっくりと型崩れしないようにオイルを注入していけば完成です。オイルを入れる際には蓋を外してボトルの口から直接入れるとオイルが垂れてしまったりしますので、注ぎ口のついたボトルキャップなど用意しておくと便利です。
ハーバリウムを贈り物に
たったのこれだけでハーバリウムは完成しますので、どなたでも材料さえ用意すれば手軽におしゃれなインテリアを作れてしまいます。
シンプルだからこそアレンジのしがいがありますので、段階的に難しい形に挑戦していき、自分だけのハーバリウム作りに挑戦してみてはいかがでしょうか?
中にはお花やグリーンだけでなく、木の実やドライフルーツなどを入れるハーバリウムもあるので、自分だけのアレンジを組み立てるのも楽しみの1つです。特にどの段階でどの花材を投入するかなど悩ましいものですから、そういった過程もぜひ楽しんでください。
ハーバリウムのブームに合わせて、手軽にハーバリウムが作れる初心者キットや、ハーバリウムの作り方教室なども開催されていますので、気になる方はこういったものを利用してみるのもひとつの始め方です。
ハーバリウムなら手軽に手作りのプレゼントとして用意できますし、もらった相手も小さなインテリアですので、置き場に困りませんから、誕生日や記念日などの贈り物にもハーバリウムはおすすめです。
ぜひ皆さんも自分だけのハーバリウムを作ってみてください。
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