自宅に小さなバラの庭園を、
あなたのお家も華やかな豪邸に!
バラと言えば花の中でもとても人気のある花ですよね。
だからこそ、バラを育ててみたいという方は少なからずいらっしゃいます。
そんな方の為にお家でも出来るバラのガーデニング方法をご紹介します。
大切にバラを愛でて育てる
バラを育てるに際して、まずは元となるバラを購入しなくてはいけません。ホームセンターなどで購入することも可能ですが、管理状態が悪いものもあるかもしれないので、しっかりと愛情を持って育てられているバラの専門店などで購入することが1番安心で安全です。
ネットなどで購入することも出来るので、バラを専門で扱っているサイトに行ってバラ苗のカタログを眺めてみるのも、買い物に出る時間があまりない方にはおすすめですね。
お花を育てると聞いて、種もしくは球根を想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、バラは基本的に苗から育てます。種から育てることも可能ですが、難易度が高いので初めのうちはおすすめしません。
バラの苗には新苗、大苗、裸苗があり、新苗などは種と同じく枯らさずに育てる必要があるため、園芸に不慣れな方には少し難易度が高いかもしれません。なので、ある程度育っている大苗を買うことをオススメします。
次にバラ苗には「一季咲き」と「四季咲き」、「繰り返し咲き」、「返り咲き」と咲き方に種類があります。一季咲きはある特定の時期にだけ咲く苗で、寒く厳しい冬を越え、暖かな春になると美しい花弁を露わにします。1年に1度の開花故にその爆発力は高く、目を見張る咲き誇りを見せてくれます。
四季咲きは剪定をしっかりとすることで、1年のうちに何度もお花を咲かせます。通常のバラは冬になると落葉し、休眠状態に入るのですが、四季咲きのバラは温度さえ一定を保っておけば、冬でも花を咲かすことが出来ます。
何度も花咲く時を見られるので、初めのうちはこちらをおすすめしたいですね。まずはバラの美しさを何度も体感してほしいですから。
品種に関しては、気に入った種類のバラを選んでください。多少、品種でクセはあるかもしれませんが、それでも自分の感性にあったバラの方が、育てることにも熱が入るというものです。
バラの苗を購入されたなら、次は環境を整えてあげましょう。
大きく必要なものを挙げると、土と鉢、肥料に剪定はさみ、そしてジョウロやスコップのような基本園芸道具です。
では初めにバラが根付く為の土ですが、園芸の際に使う土はブレンドによってたくさんの種類があります。水はけのよさ、水もちのよさ、様々な栄養素の違いなど、考えていけばきっとどれが良いのか、わからなくなってしまうでしょう。
でも安心してください、バラにはバラ専用の培養土という物が売っているので、初めのうちはこれを買って敷いておけば大丈夫です。慣れてきたら自分で育てたいバラに合ったブレンドを模索していくのも楽しいかもしれませんね。
次に鉢ですが、バラの苗より1~2回り大きいものを用意しておけば安心です。バラはすくすくと育ちますから、後々窮屈になってしまっては可哀そうですしね。
お庭に余裕があれば、ガーデンフェンスやトレリスなどを購入して、バラを着飾っていくこともガーデニングが楽しくなる要素の1つですよ。直植えやプランターだけでは出せない立体感を出せますので、景観を重視するのならぜひ設置したい1品ですね。
ガーデニングアーチを設置すれば、バラ園のようなバラの入口を作ることも出来ます。もし作ったら家に入る度にバラの花園に入っていく気分を味わえますね。
ハーフアーチというものもあるので、ベランダや玄関のような狭い場所でも設置が可能です。興味があれば通販などで、どんなものか見てみると自宅に配置する際のイメージが膨らみやすいですよ。
苗、鉢、土を用意しましたら、いよいよ育成の時です。
用意した鉢に1/3ほど土を入れ、鉢の中心に苗をそっと置いてあげます。その後、鉢に水を入れた際に溢れないよう、縁から少し余裕があるぐらいまで土を追加して苗の根を覆ってあげます。
育成する上で非常に重要な水やり。これはバラの最大の栄養源なので慎重に水やりしてあげましょう。バラに限らず、お花は乾燥しすぎると枯れてしまいますが、水分過多でも枯れてしまいます。目安としては土の表面がさらっと乾いてきたタイミングで水を適量あげてください。
成長に大切な肥料ですが、バラは比較的多く肥料を必要とします。土そのものにも肥料は含まれていますが、追加で肥料を与えてあげてください。目安は毎月1回液体肥料を水やりの代わりに与えてあげます。こちらの肥料もバラ専用のものがありますので、迷った際はこちらを選んでおきましょう。
ガーデニングと言えば大敵なのが害虫や病気です。バラを健康に保つ為にも、対策は必要になってきます。人間と同じで、病気になってから薬に頼るのではなく、病気にならないようにしっかりと予防をしましょう。
大まかな対策としては、過湿に気を付けることです。剪定を怠ったり、あまり鉢同士を近づけすぎたりすると風通しが悪くなって、茎や葉が蒸れてしまいます。過湿気味になると害虫や病気が寄りやすくなるので気を付けましょう。
以上が簡単ではありますが、バラの栽培方法です。
愛情を込めてバラを美しく保つ
花が無事咲き誇ったら、次は剪定をして翌年も美しくお花を咲かせてあげたいです。
丹精込めて育て、満開に咲き誇ったバラはいつまでも眺めて居たくなりますよね。ただ、少しでも長い期間バラを健康な状態で保つためにも「花がら摘み」と「枝の切り戻し」を行ないましょう。
花がらとは萎んでしまった花のことで、これを摘み取ることで、花が腐って病気になることを予防し、種を作ろうと花に栄養が回り、次代の花が咲き辛くなってしまうことを防ぎます。
大体、花びらが茶色っぽくくすんできたら、摘んでしまって構いません。
少し名残惜しいかもしれませんが、来年も元気なお花を咲かせるためにも、日々の手入れを大切にしましょう。
次に、枝の切り戻しですが、大体夏と冬頃に行なっていきます。
夏場は水分の蒸発で、枯れ葉などが出来やすいので、弱い枝と一緒に切ってしまって、栄養を無駄なく次代の枝に送れるように剪定していきましょう。
冬場は花の咲きそうな強い枝を残して、それ以外の枝や葉を切り落としておきましょう。可哀想に思うかもしれませんが、冬は花が休眠状態に入り、春の休眠から目覚め華々しく開花する為に栄養を蓄えます。その為にも栄養の分散を出来るだけ避けるようにしましょう。
全ては次のバラが綺麗に咲く為に必要な方法なので、怠らずしっかりと行いましょう。
そうすれば、次のバラも注いだ愛情分、綺麗な姿を見せてくれることでしょう。
愛しいバラを増やして華やかに
1つのバラを育て切って眺めて居たら、もっとたくさん咲かせて華やかにしたいという欲が出てくる方もいらっしゃいますよね。そうなったら次のステップへ進みましょう。
剪定の際にカットした茎を「挿し木」して、新たにバラを育てていくのです。
種からではないの?と思った方も居るかもしれませんが、バラは挿し木で育てることが一般的です。
種から育てることが出来ない訳ではありませんが、難易度が高いですし、実践するのなら、先に挿し木から挑戦していきましょう。何事もステップアップが大切です。
挿し木に必要な茎は花束やブーケなどで貰ったバラからでも大丈夫なので、貰い物で気に入ったバラがあれば、そこから挿し木を作ってみてもいいかもしれません。
挿し木に適した時期は、休眠の必要な冬以外なら基本的にはいつでも大丈夫です。強いて言うならば、挿し木には乾燥が大敵なので、湿度の高い「梅雨」時期が1番オススメと言えます。「秋口」も比較的安定しますね。この辺りは好みで選べば大丈夫です。
剪定した枝を適当な長さにカットし、枯れてしまわないように綺麗な水に漬けておきます。この際、茎を斜めに切ることで、断面を広げ、水を吸いやすくしてあげます。だからと言って、極端に斜めにする必要はありませんよ。
葉っぱも多いようならある程度切り落としてしましょう。葉が多いと、その分必要な栄養素が増えて枯れる可能性が高まってしまいますからね。
それと挿し木をする際に注意して欲しいことが1つ、「清潔さ」を保ってください。挿し木の切り口とは人間の傷口と似たようなものです。不潔にしていると、ばい菌が入って傷口から腐っていってしまいます。
ここまで用意出来たら次はいよいよプランターに挿し木していきます。プランターに敷き詰める土は色々ありますが、良くおすすめされている土は「赤玉土」という土ですので、迷ったらこれを敷いておけば良いでしょう。
発根促進剤を塗ると、生育が良くなるのでそれを使用してみてもいいでしょう。
挿し木をして1月ほど経つとプランターの底から顔を出すように根っこがはみ出てきていると思います。そうなったら鉢上げしてあげます。
スリットのついた鉢に移して上げるとまた根が伸びてきた際に確認しやすいので、オススメです。
こうして根が伸びるたびに鉢上げしていき挿し木から2ヶ月ほど経つと蕾がぽつぽつと育ち始めます。
こうなってきたら、蕾が花開くのを待って眺めるのもいいですし、大胆に蕾を摘んでしまって、蕾に行くエネルギーをバラ全体に行き渡らせ、1度苗そのものを大きく成長させてしまっても構いません。この辺りはお好みと言ったところですね。
無事、バラの家族を増やすことが出来たらあなたも1人前のガーデナーの仲間入りです。
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