バラの種類はとっても多いんです。
品種改良された種類がたくさん!
バラは昔から品種改良を重ねられ、今では4万種を超えるほどの品種があると言います。
そんなバラには綺麗なものが沢山あります。バラには見えないようなバラも!?
バラの種類が多い理由
これだけバラの品種改良が進められ、多くの種類があるのには、バラが昔から多くの人に愛されてきたからという理由があるのではないでしょうか。
バラは高貴な美しさを秘め、昔からクレオパトラなどの名だたる人物に愛されてきたと言います。
その美しさをより際立たせるため、より育成しやすいバラを作るため、誰も見たことの無いバラを作るため、多くの育成家が新しい品種のバラを発表してきました。
また、一時期テレビなどのメディアでも話題になった青いバラも品種改良を促進させる要因ではないかと思われます。
バラには本来青い色素がないため、青いバラというのは不可能とされてきましたが、数多の企業や育成家が遺伝子組み換えや交配などの方法で青いバラを生み出しています。
それでもまだ完全な青とまでは言い難いので、今でも研究や改良が行われています。
大まかな作成年数
バラは作成当時の年代によって、「ワイルドローズ」「オールドローズ」「モダンローズ」と3種の分類があります。
「ワイルドローズ」は原種や野生種とも言われ、品種改良の施されていないバラのことです。
主に北半球に自生しており、いわゆる「バラ」という見た目をしていないものもあります。
野生種とは言うものの、お花屋さんなどでも購入可能です。
「オールドローズ」は「ラ・フランス」というバラの品種が世に出る以前に作られたバラのことを指します。
一方「モダンローズ」は「ラ・フランス」が世に出た以降に作成されたバラのことです。
ラ・フランスの誕生を機に区切られていることもあり、ラ・フランスが非常な名花だったことが伺えますね。
ラ・フランスは1867年に発表されたバラです。みなさんが「バラ」と聞いて思い浮かべるような形をしており、最も人気のあるハイブリッド・ティーという品種に分類されます。ラ・フランスはその第1号となるバラなのです。
もしかすると、ラ・フランスが無ければ、バラはここまで広く愛されることはなかったかもしれません。
「ラ・フランス」という名花は、バラにとって1つの歴史的分岐点なのです。
バラのお花の咲き方
バラだけに限らず、お花を購入する際は、そのお花がどんな形をしているかというところを見て購入される方が多いのではないでしょうか。
こういう形のバラが欲しいという時は、咲き方をよく見てみると、それぞれ違いがあるのがわかります。
バラは品種が多いため、「えっ!!これもバラなの?!」と思うような以外な形でお花を咲かせる種類もあるんですよ。
バラには花びらの形とお花の咲き方を合わせて、このバラがどういった咲き方をするのかを示します。
まずは花びらの形からご紹介いたします。
バラの花びらには、「剣弁」「半剣弁」「丸弁」「波状弁」という4種の形があります。
「剣弁」の花びらは縁が外側に反り返るため、上から見ると剣のように尖った形をしています。
「半剣弁」は剣弁ほど鋭くはならないものの、花びらが外側に反り返り、少しだけ尖った形をしています。
「丸弁」は花びらが反り返ることなく、丸い形のままを保っています。
「波状弁」は花びらの形が波を打ったような波状形になっています。
花びらの形だけでなく、咲き方によって、見え方が変わってくるのもバラの魅力の1つではないでしょうか。
「高芯」はお花を横から見たときに芯が高くなっていて、上から見た場合には芯を中心に渦を巻くような形でお花が咲いている形状のことを指します。
高芯咲きのバラは、咲初めのころは中心のおしべが見えておらず、花びらの外側より順にお花が開いてゆくことで、徐々に中心にあるおしべが現れます。
一般的なバラのイメージに近く、「剣弁高芯咲き」は、バラのお花を思い浮かべたときに、多くの人がイメージするのがこの形ではないでしょうか。
先ほどご紹介したラ・フランスも剣弁高芯咲きになります。
剣弁だけでなく、半剣弁高芯咲きや丸弁高芯咲きといったように様々な花びらの種類があります。
半剣弁高芯咲きの「ブルーヘブン」はその名が示す通り、青バラの一種です。うっすらとした水色がとても綺麗です。
剣弁高芯咲きの「ローズ オオサカ」はとても鮮やかな赤色をしており、これぞバラといった風格をしています。
バラのお花を横から見た場合に、お花の形が平たくなっている咲き方を平咲きと言います。
平咲きの場合も花びらの形が違い、「剣弁平咲き」や「半剣弁平咲き」というように、咲き方の前に花びらの形を付けて呼ばれます。
「ラベンダードリーム」は丸弁平咲きでつる性のバラの一種。フェンスやアーチに巻き付けるような形で生やすのがおすすめです。紫色の小さめのお花を枝一杯に咲かせるので、開花の時期は圧巻です。
最も外側の花びらが、下向きになるほど反り返ることもあるポンポン咲き。
お花を横から見た場合に球形に近くなり、チアリーダーが両手に持っているポンポンのようにも見えますね。
ポンポン咲きのバラはミニバラに多く見られ、
開花していくにつれピンクから白へ徐々に色が変わっていく「ピンク・プロスペリティ」
鮮やかなピンクが特徴の「ザ・フェアリー」
少し珍しい紫色のお花を咲かせる「スイート・チャリオットスタンダード」
などの品種があります。
花びらが芯から平たく放射状にのびるものはロゼット咲きと呼ばれます。
横から見た場合に平たく見えるのは平咲きと同じですが、平咲きは花びらが渦巻き状になっているのに対して、ロゼット咲きは花びらが放射状になっているという違いがあります。
オールドローズやイングリッシュ・ローズのバラに多く見られ、花びらの枚数が多いため、豪華な印象を受けます。
ツヤのある花びらに他のお花とも合わせやすい白いお花を咲かせる「サマーメモリーズ」
「グラハム・トーマス」は病気に強く、日本の温暖な地域であれば大きく育つこともあります。
魅惑的な赤紫色のお花を咲かせる「ウィリアムシェイクスピア2000」はとても大きなお花を咲かせ、香りも強い品種です。
1つのお花の中に3つも4つもロゼット咲きを見ることができる、クォーター・ロゼット咲き。
とても優雅な見た目をしており、このクォーター・ロゼット咲きのバラを見た人はバラの虜になってしまう人も多いようですね。
クォーターという名前ですが、1つのお花の中に必ず4つという訳ではなく、3つの時も5つの時もあるようです。
引き込まれるような深い赤色のお花を咲かせる「レッド・レオナルド・ダ・ヴィンチ」は病気になりにくいので、園芸初心者の方にもおすすめです。
「ルージュ・ロワイヤル」も鮮やかな赤いお花を咲かせます。花びらの枚数が100枚を超えるほどの大きなお花を咲かせます。
4万種あるバラを全てご紹介するのはさすがに難しいのですが、ここでご紹介したバラ以外にもまだまだ素敵なバラが沢山あります。
プレゼントするも良し、ガーデニングで育てるも良し。
奥深いバラの魅力があなたを夢中にさせてくれることでしょう。
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