バラが美しく咲く季節がいつかご存知でしょうか?
多くの人を魅了するバラ。バラが一番美しく咲く季節はご存知でしょうか?
今回は、バラが咲く季節や特徴、花言葉などをご紹介したいと思います。
バラが美しく咲く季節とは
バラの開花時期は、5月〜6月頃のものが多いとされています。5月〜6月頃といえば過ごしやすい春の季節から初夏にかけてくらいです。
ただ、ひとくちにバラと言ってもたくさんの品種がありますので、一季咲きの品種もあれば、四季咲きの品種もあります。
バラは、毎年交配されており、新しい品種が誕生しますので、ほんとうに多種多様な品種があり、通年を通して楽しめるお花だとも言えるのです。
一季咲きは普通のお花と同じように見頃の時期が決まっているバラで、一方の四季咲きは通年通して楽しめるバラです。
特に四季咲きのバラは「春バラ、夏バラ、秋バラ」にお花を咲かせるという特徴があるのです。
それでは、この一季咲きと四季咲きの違いについてより具体的にご紹介していきたいと思います。
一季咲きのバラとは
バラの品種の中でも、一季咲きのバラというのは春(地域によっては夏)にしか咲かないバラです。
4月末〜5月頭に開花し、5月〜6月には美しく咲き、見頃の時期となっています。
品種改良されていないバラの原種も5月〜7月が見頃となっており、最も原種に近い特徴を持った品種だといえるでしょう。
これら一季咲きのバラはオールドローズとも呼ばれており、中世ヨーロッパ時代に栽培されていた品種だとされています。
オールドローズ系の一季咲きのバラは同じ時期に一斉に咲き始め、たくさんの美しいバラの色が広がっていきます。
園芸家やオールドローズ系のバラを育てている人にとっては至福の時だと呼ばれている程です。
まさにバラの王道だといえるでしょう。
一季咲きのバラの魅力は一斉に開花する瞬間だけではありません。
一季咲きの品種の中では稀に、返り咲きと呼ばれる性質を持つバラもあるのです。
返り咲きとは、春に開花した後、花がらを切り取った先から枝が伸び、夏や秋にももう一度開花するという珍しい性質です。
オータム・ダマスクと呼ばれる品種を持った性質は返り咲きすることが多く、株に栄養が十分にあれば返り咲きしやすいとされています。
一季咲きでありながら、別のシーズンでもお花を咲かせることから二季咲きと呼ばれることもあります。
四季咲きのバラとは
それではもう一方の四季咲きのバラとは、いったいどのような性質を持ったバラなのでしょうか?
一季咲きの性質と比較してご紹介していきましょう。
一季咲きが春だけに咲くお花であることから、四季咲きがどのような性質を持っているのか既に予想がついている方もいらっしゃるかと思います。
四季咲きのバラは先述の通り、通年通して楽しむことができるバラの品種であることが名前の由来です。
しかし、四季咲きのバラは春夏秋冬にお花を咲かせるというわけではありません。
厳密にいえば春、夏、秋の3つのシーズンにお花を咲かせます。
なぜ冬はないのか、疑問に思うかもしれません。
バラが好きな方ならもうお分かりかと思いますが、バラは暖かい地域で育つお花です。
故に、冬の低い温度では開花する事ができないのです。
ではなぜ四季咲きという名前なのでしょうか?
それは四季咲きのバラはシーズンに影響されず、暖かい温度と適度な日光を当てればお花を咲かせるという性質から「四季咲き」と呼ばれているのです。
皆様はバラを育てている温室を見たことがありますか?
あれは中の温度を一定に保ち、日光を効率よく保ち冬でも四季咲きのバラを咲かせることができるように管理しているのです。
四季咲きのバラで間違えてはいけないことが、決して枯れないというわけではありません。
どのシーズンでも咲いたバラが見られるように、剪定する時期を少しずつ変えることで一年中バラを楽しむことができるようになるのです。
こうした四季咲きのバラは観光地などの公共施設などに重宝されており、またお花屋さんでいつでもバラを購入することができるという点でも優れています。
大切な人の誕生日やお祝いに、いつでもバラをプレゼントすることができるのは嬉しいことです。
つる性と木立性のバラ
バラといえば、棘のついたつるを想像する方が多いかと思いますが、バラにはつる性と木立性の2種類があるのです。
つる性というのはその名の通り、つるが伸びるバラの品種で、何かに絡ませることで成長していきます。
一方の木立性と呼ばれるものは自立することができる固めの茎を持っていることが特徴です。
実はこの2つの性質にも一季咲きと四季咲きに関する影響があるのです。
例えばつる性のバラはほぼ一季咲きの性質だとされています。
その理由として、つるは広い範囲で長く伸びる為、お花を咲かせる為の栄養もつるを伸ばす為に消費してしまいがちになってしまい、開花させることが難しいのです。
逆に木立性のバラは開花させやすい為、四季咲きの性質が強いとされています。
バラを初めて育てるという方も、まずは栄養管理がしやすい木立性のバラから育てることを推奨します。
つるが伸びない点からも場所を取らないという意味で育てやすいのです。
バラの品種は非常に多種多様である為、つる性の四季咲きという品種も中にはあるそうですがなかなかお目にかかることはありません。
手に入れたい方は一度お花屋さんに聞いてみるのも良いでしょう。
贈り物に最適なバラの花言葉とは
バラといえば愛の告白に手向けられることが多いお花です。
それだけでなく、バラが好きな方へのプレゼントとして、贈り物として選ばれることが多いお花です。
お花をプレゼントするときには知っておきたいことが、花言葉ですよね。
バラには様々な色があり、それぞれの色に花言葉があるのです。
【レッド】
バラといえばこの色をイメージする方も多いかと思います。 赤色のバラに込められた花言葉は「愛情」「美」「情熱」といった、「愛」の意味が強いものです。 特集はこちら▼
【ホワイト】
「純潔」「尊敬」「清純」といった何色にも染まっていない純白なバラに込められた花言葉です。 特集はこちら▼
【ピンク】
「上品」「愛の誓い」こちらも赤系列の色だけに、愛に関連した花言葉が込められています。 特集はこちら▼
【ブルー・パープル】
交配によって生まれた青色のバラは「奇跡」や「神の祝福」という特殊な花言葉です。
紫色のバラは「気品」「尊敬」の意味が込められており、先輩や上司へのプレゼントに良いかもしれません。
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【黄色・オレンジ】
「友情」や「平和」、赤系統のバラとは少し違った愛を感じる花言葉が込められています。 友人だけでなく、父の日のプレゼントにも定番とされているバラの色です。 特集はこちら▼
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